一般的に広く行われる鍼灸のスタイルは、鍼の入った管から出た頭ををタッピングして鍼先をツボの中に入れます。
これは鍼管法と呼ばれています。
そして、何本か刺した後、10分から15分そのまま置いておきます。(または、鍼に電気を通す事もあります。)
この方法は、容易にまた短時間で多くの鍼を打つことができるというメリットがあります。
また科学的に理解しやすいという長所があります。
こんにち美容やスポーツトレーナーが行うスポーツ医学の分野で鍼治療が用いられるようになりました。
その多くは、鍼管法を用いた物理的な鍼刺激の生体に及ぼす科学的な理論をベースにしています。
しかし、いのちのネットワークである「経絡」を整える事を目的とした、和の波鍼灸スタジオの「経絡治療」は、通常このスタイルは取っていません。(必要に応じて、他の目的で使うことはあります)
なぜなら、いのちのネットワークである「経絡」を整えるには、一ツボ一ツボごとの丁寧で繊細な鍼の技術が必要であると考えているからです。
鍼をツボに「打つ」、「刺す」、「入れる」というよりも、ツボの状態を伺いながら鍼を「施す(ほどこす)」という表現のほうがぴったり来ると思います。
和の波 鍼灸スタジオでは、古来より伝承されてきた東洋医学をもとに、その人その人に合わせた調和の取れた本来のカラダに戻すようサポートする日本の鍼灸のスタイルである『経絡治療』と言われる鍼治療を行っています。
そして、この『経絡治療』スタイルの中でも高度で繊細な鍼の技術を用いる『東洋はり医学会』の手法を行っています。
まず、“からだ”から発せられる『声』であるサインを【観る】、【聞く】、【嗅ぐ】、【触れる】(東洋医学の診断法で「望聞問切」”ぼうぶんもんせつ”と言われる)の4感と第六感を使って、今の“からだ”の状態はどの経絡の異常なのかを導くことで、治療の方針が決まります。
そして、繊細な指のの感覚を使って「生きて働いているツボ」を見つけ出し、そのツボにあった適切な鍼の技術を使って経絡の働きを最適化させる事で、体の回復力、自然治癒力を後押しします。
この『経絡治療』による鍼治療の特徴は、一般の鍼治療と比べて、より浅くまた無痛に近い刺鍼技術により、体の持つ生命力にその影響を及ぼす事が出来る為に、からだの不調を根っこから改善できることです。
『鍼の力』によって調和の取れた本来のカラダになることで、生命力(7自然治癒力)が強化され、からだが軽く感じられると同時に気持ちにも余裕が生ます。
そして、そこからは様々なポジティブな波動が生まれて、こころにも前向きに生きてゆくきっかけを与えてくれるものと考えています。
※『東洋はり医学会』では、毎月2回会員が集まり、鍼の技術の研修を行っています。
また、海外ではヨーロッパを始めイスラエル、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカに支部があり世界中に会員がいます。
東洋はり医学会
※渋谷支部では、鍼灸師、鍼灸学生の聴講生を募集しています。
社会の中で一人ひとりが元気になり、家庭が明るくなり、地域が活性化して、日本が活力を取り戻し、日本の和の波動が周囲に広がってゆく事で世界中に良い影響を与えると考えています。
和の波鍼灸スタジオの理念
『鍼灸で身体はもっと軽くなる。
鍼灸で心はもっと優しくなれる。
鍼灸で世界に広がる和の波動』