気象病について

気象病というのをご存じでしょうか? 天気病ともいわれています。

太陽が出て天気がいいと活動的になるし、雨や曇りの日はなんだかあまりやる気が出ないことがあります。

敏感な方ですと。頭痛やめまい、耳鳴り、肩こり、疲労感、吐き気があったり、関節痛や喘息などの持病がある人は症状が悪化したり、うつ症状といったメンタルに不調をきたすこともあります。

天気や季節の変わり目の「気圧の変化」が体に影響を与えているようです。

「気圧の変化」は自律神経への影響がかなり大きいようですが、気圧を感知する耳の中にある「内耳センサー」が興奮しやすくなることも分かっています。

「スマホ首」や首凝り、肩こりによって耳の中の血行を悪くなると、「内耳センサー」の働きが過敏になって、いろんな不調が現れる人がいるようです。

東洋医学の経絡には「三焦経」という耳の周りを流れている経絡があって、耳の中の働きと深いかかわりがあります。

その「三焦経」を調整しあげることで、内耳の中の血行もよくなってゆきます。

という事で、“そういえば季節の変わり目に体調よくないなぁー”とか“雨降りの前の日はよく頭痛がするなぁー”などと思われたら、「内耳センサー」が過敏になっているかもしれません。

まずは姿勢に気を付けて、耳を引っ張ったり、耳の周りや耳の付け根にあるツボをマッサージしてみるのも効果的です。