一般的に鍼灸と言うと「鍼灸」と書きますよね。「鍼」のはりと「針」のはりと何が違うんでしょうね?
国家資格の正式名称は、「はり師」、「きゅう師」と言います。
これまでの歴史的な経緯があるようですね。
一方「針」の字を使っている施術所もありますね。
現代中国の鍼灸では「針」の字を使っているようです。
基本的に「鍼」も「針」も意味は同じみたいですね。
調べてみると、「鍼」の字は、「針」よりも古くから使われていたようです。
さて、なぜ多くの鍼灸師は「鍼」の字にこだわるのでしょうか?
私の考えでは、同じ「はり」でも縫い針や時計の針、注射針とちがって、伝統的に医療に使用された道具であり、施術法であるというところを強調したいのではないかと思います。
しかし同じ鍼灸でも、施術者の考え方やスタイルによって様々で、受ける感じは大分違います。